製造業で新規求人増 EV関連の半導体取り引き好調 県内有効求人倍率1.95倍
会見する田原孝明局長=12月26日午前、福井労働局
今年11月の県内の有効求人倍率は前の月と同じ1.95倍で、EV(電気自動車)関連での半導体の取り引きが好調で、製造業などで求人数が増加しています。(12月31日)
業種別にみますと、製造業で求人数が増えていて、特に電子部品・デバイスの分野でEV(電気自動車)に関連した半導体の市場が拡大に転じ、まとまった求人があったということです。一方、運輸業・郵便業や飲食サービス業ではいったん求人数を減らしたものの、タクシーやトラックなどのドライバー不足が続いていて、福井労働局は県内の雇用失業情勢について、今後も高い水準が続くとの見方を示しています。