職員・給水車を派遣 高浜町が石川県志賀町を支援 被災地で断水が続く
(被災地に向かう出発式=3日午前9時、高浜町上水道センター
1日の石川県能登半島の地震を受けて、高浜町は3日、姉妹都市提携を結ぶ被災地・志賀町に職員7人と4トンの給水車1台を派遣しました。(1月3日)
2日の夕方に志賀町から要請があったもので、3日午前9時すぎに職員あわせて7人が被災地に向けて出発しました。職員の派遣をはじめ、ブルーシート253枚と10リットルの給水用の容器400個それに毛布150枚などの支援物資も送り、3日の午後にも志賀町の役場に到着する見込みです。派遣される職員は「石川県は大変な状況になっている。私たちは微力ですけども何とか応援に駆けつけたい」と話していました。高浜町と志賀町は1990年に姉妹都市となり2012年には大規模災害発生時の相互応援協定を結んでいます。志賀町では多くの家屋が倒壊し、ほぼ全域で断水が続いています。高浜町では、今後は交代の職員を派遣しながら給水活動を行っていくとしています。