底引き網漁船を点検 越前がに漁、11月6日解禁 救命胴衣は常時着用を 漁獲枠は昨シーズン比で2割拡大
11月6日に解禁される「越前がに」漁を前に、越前漁港では28日、敦賀海上保安部の職員らが底引き網漁船の点検を行い、救命胴衣の常時着用を呼びかけました。
越前町漁協には43隻の底引き網漁船が所属していて、職員は船底に漏れた油などが溜まっていないか、入念に確かめました。
県内では今年、船員がロープを巻き上げる際にけがをする事故が 2件起きていて、ロープ周りの安全確保も指導していました。
■敦賀海上保安部 竹内正一 交通課長
「これからズワイガニ漁の解禁となり、繁忙期を迎えます。船員同士の声のかけ合い、安全操業救命胴衣の常時着用をお願いしたい」
ズワイガニの資源量は、漁獲量の自主規制などで順調に回復していて、今シーズンの漁獲枠は昨シーズンより2割ほど拡大されます。