鯖江駅に来年2月コンビニエンスストア開店へ 家賃と水道光熱費は鯖江市が負担

ハピラインふくい鯖江駅の空きスペースに、大手コンビニエンスストアのファミリーマートの出店が決まり、来年2月のオープンを目指します。

鯖江駅構内には今年1月まで、大手コンビエンスストアのセブンイレブンが店を構えていましたが、特急の廃止を前に撤退しました。

鯖江市では、利用客の不便を解消しようと、ハピラインふくいから空きスペースを借り上げて出店者を募集していたもので、今月5日の審査会を経て、ファミリーマートが候補者に決まりました。

店舗面積は60平方メートルとセブンイレブン時代の1.5倍ほどに拡張される予定で、家賃と水道光熱費は全て鯖江市が負担します。

■通学客
「利用したい。昼ご飯とか買いたい」
■鯖江市民
「すごくうれしい。結構人も集まる場所だったので、店がなくなって寂しいとみんなが話していた」

鯖江市では、9月の市議会で整備や運営にかかる予算が議決されれば、来年2月のオープンを目指して工事に着手するとしています。

なお、駅に隣接する観光案内所は今年9月末で撤退することが決まっていて、コンビニエンスストアの店内には観光パンフレットを置く他、店員も簡単な観光案内ができるようにしてもらうということです。