ハピラインふくいは、敦賀駅にICカード専用の乗り継ぎ改札機を新たに設置し、福井と関西方面との乗り継ぎの利便性アップを目指します。

簡易型の乗り継ぎ改札機は敦賀駅のホームをつなぐ連絡橋に設置します。

ICOCAなどの交通系ICカードを使って県内と関西方面を行き来する場合、大阪駅から先のエリアではICカードが利用できないため、これまでは嶺北から列車に乗ってきた乗客は、一旦敦賀駅で改札を出て、再び入り直す必要がありました。

乗り継ぎ改札機の設置により、わざわざ改札口まで行かなくてもカードの処理が可能になり、乗客の利便性アップが期待されます。

また関西・中京方面からの乗客が、特急列車からハピラインに乗り継ぐ場合にも、ICカード改札機にタッチすれば、そのまま乗り込むことができ、職員のいない駅で精算する手間が省けます。

ハピラインふくいでは、県の補助を受けおよそ2000万円をかけて整備することにしていて、早ければ来年3月ごろから運用できる見通しです。