介護ロボット活用した職場環境改善も 介護事業者サポートへ福井市に相談窓口
人手不足などの課題を抱える介護事業者を支援する新たな相談窓口が11日に福井市にオープンし、テクノロジーを生かした働きやすい環境も提案しながら人員確保をサポートします。
「ふくい介護テクノロジー・業務改善支援センター」は、介護事業者が抱える課題や働き方についての相談にワンストップで応じる施設で、県が初めて設置しました。
総合相談窓口には専門職員が常駐し、介護ロボットを活用した職場環境の改善などを提案します。
県によりますと介護が必要な高齢者は2040年まで増え続ける見込みで、人材の確保が喫緊の課題となっています。
県長寿福祉課 冨士佳紀さん
「何でも相談できる場所がなかったので、県としても事業者の人材確保の手伝いができれば。」
センターでは、今後働きやすい介護現場作りのセミナーなども開いて、事業者の人材確保を後押しします。