災害時に足の不自由な人をいす型の搬送機器に載せ階段下る 大学の教職員が使い方を確認
災害時に足の不自由な人をいす型搬送機器に載せ避難 教職員が使い方学ぶ(26日午後4時福井工大)
災害時に、足の不自由な人などが階段を使って避難するために、いす型の搬送機器を使った訓練が26日福井市の大学で行われ、教職員が万一の事態に備えました。
福井工業大学では去年、いす型の避難用搬送機器「セーフエバキュエーションチェア」を導入しました。
災害などが起きてエレベーターが使えなくなった時、足の不自由な人やけがをした人を座らせることで、階段を使った避難を可能にするもので、実際に教職員が試乗して、その使い方を学びました。
■体験した教職員
「停電になった時が特にこれが重要になると思う 身近にあったら使わなければいけないなと」
全国各地で地震などの災害が頻発する中、大学では、定期的に研修会を開いて、万一の事態に備えるとともに、教職員の災害への意識を高めていきたいとしています。
最終更新日:2025年2月26日 19:12