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高校生の“就活”解禁 人材確保へ働きがいアピール 初任給は上昇傾向

2024年7月1日 18:30
高校生の“就活”解禁 人材確保へ働きがいアピール 初任給は上昇傾向
ハピラインふくい

高校生の就職活動が1日から解禁され、各企業は人材確保に向けて、働きがいをアピールしています。

このうち、ハピラインふくいの担当者は福井市の啓新高校を訪れ、進路指導部の教諭に求人票を手渡しました。運転士などを目指す運輸職と設備の保守管理を担う技術職、合わせて15人を募集していて、新幹線時代の生活や観光の足として、働きがいをアピールしました。

啓新高校では、来春卒業予定の3年生の2割にあたる80人が就職を希望していて、学校によりますと、人手不足や物価高騰などで、初任給は上昇傾向にあるということです。

■啓新高校 進路指導部 松浦廣部長
「現場作業員が足りないということで、人材の奪い合いになっている」
■ハピラインふくい 総務課 井花知江美課長
「鉄道の技術の取得のためには、ある程度研鑽の時間がかかる。(特に)運転士は育成に時間がかかるので早めに採用して大切に育成したい」

ハピラインふくいでは、170人の社員のうち3分の2がJRから出向となっていて、10年以内に全員自社の社員に置きかえる計画です。高校生の就職活動は、9月から採用試験が始まります。

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