ハピラインふくい昨年度決算は9000万円の赤字 開業後2週間の運輸収入好調で圧縮
ハピラインふくいの昨年度決算は9400万円の赤字となったものの、開業後の利用者数が目標を上回り、赤字額は当初の見込みよりやや少なくなりました。
ハピラインふくいは28日、福井市内で株主総会を開き昨年度の決算について説明しました。
それによりますと昨年度(2023年度)の営業収益は2億1600万円で9400万円の赤字となりました。
計画では人件費や事務所経費、開業準備費用で1億3000万円の赤字を見込んでいましたが、運輸収入が好調だったことから、想定より赤字額は少なくなりました。
3月16日の開業から3月末までの2週間で37万人が利用し、1日2.3万人が利用があり、目標の1日2万を上回りました。
さらに定期以外の利用者も増えて、鉄道事業の収入は目標を7000万円あまり上回る1億3600万円でした。
会社では開業後だけを見ますと収支の均衡は取れているとしています。