あわら市の課長補佐がパワハラで懲戒処分 部下の人格を否定する言動繰り返す
あわら市の職員が20日、部下に対するパワーハラスメント行為で懲戒処分を受けました。「普通の人ならもっとできる」と人格を否定するような言動を繰り返していたということです。
懲戒処分を受けたのは、あわら市の課長補佐級の職員(40代)です。
あわら市によりますと、この職員は今年2月から5月上旬にかけて、同じ部署の部下に対し「普通の人ならもっとできる」と、能力や人格を否定するような威圧的な言動を繰り返していたということです。
部下は現在、仕事を休んでいて、市の聞き取り調査に対し、職員はパワハラ行為を認めた上で「指導のつもりだった」と話しているということです。
森之嗣市長は「個人の尊厳や人格を侵害する許されない行為である」として、市はこの職員を20日付で減給10分の1、3か月の懲戒処分としました。