ボジョレ･ヌーボー解禁 今年は「素晴らしいヴィンテージ」 猛暑で果汁の多い実に 価格は去年より約2割安

　フランス産の新酒ワイン「ボジョレ・ヌーボー」が16日、解禁となりました。今年も果実味豊かなおいしいワインに仕上がっているということです。(11月16日)

　毎年11月の第3木曜日午前0時に解禁されることになっていて、福井市の酒店･リカーワールド華でも16日から販売が始まりました。店舗ごとにひとたる限定の「樽出しヌーボー」は、開店から1時間で半分が売れてしまうほどの人気ぶりです。今年のヌーボーは「素晴らしいヴィンテージ」だそうで、暑かった夏にブドウが熟し、果汁が多い実となったことから、果実味豊かなワインに仕上がっているということです。

　店のソムリエ･野尻寛二さんは「(フランス)ブルゴーニュ地方は農薬を使わなかったり、化学肥料を抑えたり、有機的な栽培をしている生産者も増えてきている。ナチュラルできれいな感じの味わいを楽しめると思う」と話しています。価格は輸送費が高かった去年よりも2割ほど安くなっているということです。