東尋坊の遊覧船で救助訓練 万が一の事態の手順確認 レジャーシーズンを前に
本格的なレジャーシーズンを前に敦賀海上保安部と東尋坊観光遊覧船の合同訓練が行われ、万が一の事態に備えた手順を確認しました。
訓練は遊覧船から乗客が誤って海に転落したという想定で行われました。船員たちは乗客を見つけると手早くはしごを海に投げ入れ、引き上げて救助しました。
また海上保安部の職員から心肺蘇生の方法も教わりました。
■東尋坊観光遊覧船 小針光太郎 船長
「今後も安心安全を一番に考えた運航体制にしていきたい」
ところで2023年に県内で起きたマリンレジャー中の人身事故は32件で、このうち17件が6月から9月の夏場に集中しています。海上保安部では海に入る際には救命胴衣を着用するなど注意を呼びかけています。