水難事故防ぐため必ずライフジャケット着用を アユ釣り解禁を前に九頭竜川で救助訓練
永平寺町の九頭竜川で救助訓練(5日午前10時)
今月のアユ釣り解禁を前に5日、永平寺町の九頭竜川で防災ヘリを使った救助訓練が行われました。水難事故を防ぐために川に入る際には必ずライフジャケットを着用するようよびかけています。
訓練は川でアユ釣りをしていた人が流されたとの想定で、永平寺町消防署の水難救助隊や県防災航空隊の隊員あわせて18人が参加しました。
救助活動には県の防災ヘリも出動し、隊員は救助者の状態をみながら、病院への搬送方法などを素早く判断していました。
永平寺町消防署水難救助隊 末永一也 隊長
「この時期寒暖差があって、水温も低い。熱中症はもちろんだが低体温症などにも気を付けて釣りを楽しんでほしい。」
永平寺町内では去年、釣り客2人が水難事故で亡くなり、いずれもライフジャケットを着けていなかったことから、消防では必ず着用するよう求めています。
九頭竜川のアユ釣りは今月15日から流域ごとに順次解禁されます。