「幻の魚」九頭竜川のサクラマス釣り 今月1日から解禁 良コンディションで賑わいに期待
サクラマス釣りの聖地として知られる九頭竜川では、今月1日から高屋橋の上流およそ8キロの区間で解禁となり、6日も釣り客が竿を振っていました。(2月6日)
午前7時。「釣れたらかっこいいね」とほほ笑む、釣り客の男性。場所やルアーを変え、5時間にわたり粘りますがサクラマスは姿を見せず。「いないなぁ…どこにいるんでしょ」とこぼしながら、竿を収めました。
めったに釣れないことから「幻の魚」とも呼ばれる、九頭竜川のサクラマス。ほかの釣り客は「少ない幻の魚というだけあって、今年も1本釣りたいなと頑張る」と意気込んでいました。
九頭竜川中部漁業協同組合によりますと、今シーズンは例年より水位が30センチほど高く、コンディションは良いとのこと。
解禁初日には2本が釣れ、同組合の中川邦弘組合長は「解禁日に釣れたのは5年ぶりではないか。今度の連休に期待している」と話していました。
シーズンのはじめは様子見の人も多く釣り客の姿はまばらですが、今月16日からは九頭竜川の全域で解禁され、幻の魚を求めて多くの太公望で賑わいそうです。