豊昇龍や大の里など 人気力士に沸く大相撲「敦賀巡業」 26年ぶり開催、サインや記念撮影も 郷土力士・北乃庄(三段目)に大きな拍手
横綱・豊昇龍に、大関・大の里。さらに唯一の県勢力士も。大相撲の春巡業が1999年以来、26年ぶりに敦賀で行われ、人気の力士たちが地元のファンと交流しました。
■リポート 川島秀成キャスター
「26年ぶりの開催となった敦賀巡業。体育館に力士たちのぶつかり合う音が響いています」
大相撲敦賀場所には、先場所優勝した石川県出身の大関・大の里をはじめ、横綱・豊昇龍など119人の力士が登場しました。
会場には開催を待ちわびた市民や相撲ファンが詰めかけ、力士たちの真剣な稽古に拍手を送った他、サインや記念撮影など、地方巡業ならではの交流を楽しみました。
■来場者
「おばあちゃんがお相撲見に行こうって言ってくれたから(来た)。大の里すごいなって思って、好きになった。リアルだから迫力とか分かっていいなと思った。とってもうれしいです」
■来場者
「間近で見たら大きさが全然思ってたのと違って、大きいなと思いました。すぐに来れるのでうれしいです。また来てほしい」
また、唯一の県内出身力士で三段目の北乃庄が登場すると、会場からはひときわ大きな拍手が。
■三段目 北乃庄
「こんなに応援してくれるんだなって。すごく力が出ましたし、頑張ろうと思いました。幕下目前で足踏みしちゃってるので、来場所は6~7勝目指して、地元の人に勝つところを見せて、次の段に上がれるように頑張ります」
迫力満点の稽古に、愛嬌(あいきょう)たっぷりの触れ合いで盛り上がった敦賀場所。詰め掛けたファンは相撲の魅力を存分に堪能した様子でした。