福井の4月の有効求人倍率1.94倍 73か月連続で全国トップ
福井労働局の会見=5月31日、福井市・福井春山合同庁舎
県内の4月の有効求人倍率は1.94倍と73か月連続で全国トップとなる一方、新幹線県内開業で宿泊業の新規求人数は減少が見られました。
福井労働局によりますと、4月の県内の有効求人倍率は1.94倍で前の月と同じ水準となり、73か月連続で全国1位を維持しました。
産業別の新規求人数で宿泊業では、前の年の同じ月と比べて19.8%の減少となりました。温泉旅館で新幹線福井開業前に求人を強化していたことが、要因とみられます。
福井労働局は雇用情勢は求人が求職を大幅に上回るものの、物価上昇が雇用に与える影響に注意する必要があるとしています。