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福井城の坤櫓(ひつじさるやぐら)復元 令和11年度の完成目指す 丸岡城の天守を上回る大きさ

2025年2月17日 20:05
福井城の坤櫓(ひつじさるやぐら)復元 令和11年度の完成目指す 丸岡城の天守を上回る大きさ
坤櫓の完成イメージ=県提供

福井城の坤櫓(ひつじさるやぐら)の復元について、県は令和11年度の完成を目指しています。

これは県議会で17日、杉本知事が説明したものです。福井城は初代福井藩主で徳川家康の二男結城秀康が築き、南西には高さおよそ16メートルで3重5階建ての坤櫓がありました。1669年の大火で天守が焼けた後、明治初期まで福井城のシンボルとしての役割を担いました。

杉本知事は坤櫓について「令和11年度の完成に向けて、来年度は文化財の調査や石垣の補強工事に着手する」と説明しました。復元されると丸岡城の天守を上回る大きさとなり、福井駅からも眺めることができることから、県では観光誘客につなげたいとしています。

最終更新日:2025年2月17日 20:05
    福井放送 福井放送