【旦過市場】「ちょっとさみしい」1950年前後に造られた建物の解体工事始まる 年明けから4階建て複合商業施設の建設へ 北九州市
再整備事業が進む北九州市小倉北区の旦過市場で、古い建物の解体が本格的に始まりました。
28日午前9時すぎ、北九州市小倉北区の旦過市場の一画にある「旦過中央市場」と呼ばれるエリアで、重機による解体工事が始まりました。
今回、解体される建物は1950年前後に造られ、およそ40店舗が入っていました。
北九州市は、老朽化を理由に旦過市場を再整備する計画を進めていますが、2度の大規模火災などで、計画より1年半遅れての工事開始となりました。
■フルーツショップ八木・八木和子さん(79)
「ちょっとさみしいですね。でも、今からいよいよ始まるなという気持ちです。」
解体工事は年内に終了する予定で、年明けから4階建ての複合商業施設の建設が始まるほか、北九州市立大学の新たな学部が入る建物も造られる計画です。