【天神ビッグバン】イムズ跡地の新ビルの概要を発表 地上21階・地下4階 ホテル・オフィス・レストランが入居 福岡
福岡市・天神地区の再開発事業「天神ビッグバン」に新たな動きです。「イムズ跡地」に新たに建設される「複合ビル」の工事が始まりました。15日は、新たなビルの概要も発表されました。
■樋口淳哉記者
「福岡市・天神の中心部の“イムズ跡地”です。きょうから複合ビルの建設が始まりました。」
福岡市・天神地区の再開発事業「天神ビッグバン」の一つ、「イムズ跡地」では15日、新たに「複合ビル」の建設工事が始まりました。
新たなビルは地下4階・地上21階建てで、高さは「イムズ」の1.4倍となる、およそ91メートルです。
15日午後、三菱地所は福岡市内で会見を開き、アメリカ・シアトル発のホテルブランド「エースホテル」の入居や、およそ3000人が就業できるオフィス空間、地下通路からアクセスできるショップやレストランの展開を発表しました。
■三菱地所・中島篤社長
「商業施設やオフィスについても従来型のものだけでなくコミュニティに繋がるようなもの/福岡のみなさまのみならずほかの方々にもいいビルだねと言ってもらえるビルにしたい。」
「イムズ跡地」のビルは2026年12月に完成し、2027年に開業する予定です。
イムズ跡地に新たに建設される複合ビルですが、改めてどのようなビルになるのか見ていきます。
まず、16階から20階にはアメリカ・シアトル発のホテルブランド「エースホテル」が入ります。1階から3階にホテルのラウンジやレストランなどが設けられます。
3階から5階、7階から15階は、およそ8000坪のオフィスゾーンです。
そして、2階から地下2階までが商業ゾーンとなっていて、地下2階は天神地下街や因幡町通り地下通路などとつながるということです。