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“冬のボーナス” 一部で支給額アップの動きも 物価高の中で使い道は? 福岡

2023年12月8日 17:25
“冬のボーナス” 一部で支給額アップの動きも 物価高の中で使い道は? 福岡
“冬のボーナス” 物価高で使い道は?

公務員に8日、冬のボーナスが支給されました。民間企業への調査では支給額アップの動きも見られます。

物価高の中、ボーナスを受け取った人たちはどんな使い道を考えているのでしょうか。

福岡県の冬のボーナスの平均支給額は、43歳の職員でおよそ78万7000円と、前の年から5000円ほど減りました。

服部知事は337万円あまり、福岡市の高島市長は336万円あまり、北九州市の武内市長は278万円あまりのボーナスを受け取ります。

一方、全国の約2万7000社の民間企業を対象にした調査では、冬のボーナスが前の年より「増加する」と答えた企業は24.1%でした。4社のうち1社の割合で、ボーナスがアップしたことになります。

冬のボーナスの使い道について街の人に聞きました。

■東京から旅行で訪れた作業療法士(20代)
「ボーナスから使う。10万くらい使おうかなと。きょう旅行で福岡に来て、そこで使おうと思って。食べ物が楽しみで、もつ鍋とかラーメンとか。楽しく食べて飲んでゆっくりしたいと思う。」

■社会人1年目の不動産営業(20代)
「夏は母が旅行に行くということだったので、お小遣いを渡しました。(冬のボーナスは)社会人に必要な道具をそろえてというので、使おうと思っている。気合い入れたオーダースーツを買おうかなと。」

■セラピスト(50代)
「特別ボーナスはないが主人はあるので、家のことも頑張っているから『少しお小遣いください』と言おうと思っている。最近買っていなかったのでお洋服を買いに行きたいと思います。」

物価高が続く一方、賃上げの動きも広がる中、財布のひもが緩む冬になるのでしょうか。