トヨタ自動車九州に福岡出身の新社長 認証不正問題を受け「改めて仕事の手順を見直す」
トヨタ自動車九州の新社長
高級車「レクサス」の生産拠点で、福岡県宮若市に本社があるトヨタ自動車九州の社長が6年ぶりに交代し、25日、就任会見を開きました。
■トヨタ自動車九州・長木哲朗社長
「電動化の変革を担うトヨタ第2の拠点として今、トヨタ自動車九州への期待が高まっている。」
トヨタ自動車九州の社長に就任したのは、福岡市出身の長木哲朗(ちょうき・てつろう)氏(62)です。
福岡市出身の長木社長は九州工業大学を卒業後、1986年にトヨタ自動車に入社し、エンジンの設計などに携わってきました。2019年にトヨタ自動車九州に出向し、苅田工場と小倉工場の工場長などを務めてきました。
社長就任にあたって、自動車の電動化などで環境課題について取り組んでいきたいと抱負を述べました。
一方で、認証不正問題を受け「決められたルールは絶対に守るべき。改めて社内での仕事の手順を見直していく」としています。