【成人の日】今の社会に言いたいことは? 生活のしづらさ・103万円の壁 福岡で聞いた「20歳の主張」
社会は大きく変化し、若者を取り巻く環境は厳しさを増しています。人生の節目を迎えた福岡の20歳に聞きました。“今の社会に言いたいことは何ですか?”
■女性
「みんなの幸福度が高い社会。SNSなどで知らない間に自分が傷ついてしまうことが多いかなと。明確な(SNSを規制する)法律を作ってほしい。」
■男性
「休みが少ない。日本の休みが少ない。週4は休みほしいです。」
■女性
「(社会が)優しくなればいいなと思います。優しいが正義じゃない?優しくない人いません?助けてくれない人とか。」
中でも、多くの若者が強く訴えたのは、税金や物価高による生活のしづらさです。
■男性
「最近の日本は税金が高すぎですね。ガソリン高すぎ。下げてもらいたいです。」
■男性
「物価が上がっているし、一人暮らしをしているので最低賃金が1000円を超えてほしい。」
■女性
「賃金が上がってほしいです。物価が上がっているのに賃金が上がっていないから結局、物が買えなくて負の連鎖が続いているから。」
議論が続く「103万円の壁」についても。
■女性
「103万円で設定されているのに物価がどんどん上がっているから、足りないなと思います。選挙に行かないと変わらないなと思うので、政治にもう少し興味持とうかなと思います。」
■男性
「103万円の壁を超えている人が結構周りにいて、もう少し引き上げてもらえれば働きやすくなるというのはある。」
世界各地で続く戦争を憂う声も上がりました。
■男性
「平和ですね。僕は平和を願っています。戦争が嫌いなんで。ウクライナや中東を見て心を痛めたりするので。日本もですし、世界含めてなくなってほしいと思います。」
未来を担う若者たちは課題が山積する社会への思いを胸に、新たな一歩を踏み出しました。