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「野球しようぜ」大谷選手のグローブが福岡にも 教職員も興奮 添えられたメッセージ 福岡

2023年12月25日 19:16
「野球しようぜ」大谷選手のグローブが福岡にも 教職員も興奮 添えられたメッセージ 福岡
「野球しようぜ」のメッセージが

うれしいクリスマスプレゼントです。大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が日本全国の小学校に寄贈したグローブが、福岡県春日市の小学校に届きました。

25日午前11時前、春日市役所に、大谷選手から贈られたグローブが届けられました。春日市内の小学校12校分のグローブが入った大きな箱を、市長や職員がさっそく確認します。

■中村安里フィールドキャスター
「箱の中にはグローブ3つと写真が入っていました。グローブにはサインが、そしてカードには『野球しようぜ』と書かれています。」

ベージュと黒を基調としたデザインのグローブは11月、大谷選手が全国の小学校およそ2万校に右利き用2つ、左利き用1つの合わせて3つずつ、6万個を贈ると発表していました。

この大谷選手のグローブを一日でも早く受け取りたいと、配送初日に届くよう希望していたのが春日小学校です。

■春日小学校・福島隆幸校長
「今からから教育委員会を出るということなので、あと10分ぐらい。ワクワクしながら待っていますね。」

グローブの到着をいまかいまかと待っていたのは、福島隆幸校長です。自分の子ども3人も野球をしているという福島校長、校長室便りにも「ワクワクしながら待っています」と、子どもたちに勝るとも劣らず期待に胸を膨らませていました。

■春日市職員
「お待たせしました!」
■福島校長「待ってました!」

校長自ら段ボールを開封します。

■福島校長
「来ましたね。かっこいいですね。これが大谷選手から贈られたと思うと、本当にうれしいですね。」

ほかの教諭や職員も、一目見ようと校長室に詰めかけます。

■教職員
「すご~い本物だ!」
「5年生の担当をしているのですが、野球好きな子がたくさんいるので、子どもたちもいつくるのと待っていました。お祭り騒ぎですね。授業にならないぐらい盛り上がるのではないかなと思います。お披露目の日は。」

子どもたちにグローブがお披露目されるのは来年1月9日の始業式の予定で、まだ実物を見ることはできませんが、放課後児童クラブの子どもたちは、クリスマスに届いた大谷選手からのプレゼントの到着に目を輝かせていました。

■2年生
「うれしいです。」
■5年生
「将来の夢は野球選手になることです。大谷選手みたいにホームラン打ったり世界で活躍できる選手になりたいです。」

■福島校長
「実際にグローブをはめて、キャッチボールを全員にさせたいです。ボールを受け取ったり投げたりすることで、大谷選手の気持ちがしっかり子どもたちの心に届くといいなと思います。」

「野球しようぜ」という大谷選手のメッセージとともに届いたグローブは、北九州市の小学校の児童には1月12日に、福岡市では早くて1月16日に届く予定です。次の世代を担う子どもたちに多くの夢と希望を与えています。