北九州市の水道用水→行橋市と苅田町に 協定を締結 15キロの送水管を整備し2028年度から供給開始へ 福岡
北九州市の水道用水を隣接する行橋市と苅田町に供給するための協定が結ばれました。
北九州市と行橋市、苅田町による水道用水供給に関する協定締結式には、それぞれの自治体のトップが出席しました。
この取り組みは、北九州市の水道施設を活用して、一部を行橋市と苅田町に供給するものです。
渇水対策が課題の行橋市と苅田町が北九州市に施設使用料などを支払うことで、安定した水源を確保でき、北九州市は水道事業の固定費負担が軽減されます。
■北九州市・武内市長
「渇水に強いという北九州市のポテンシャル、そして水が必要だという両市町のニーズ、これを組み合わせることで3つの自治体の市民、町民の生活にメリットがある。」
事業費41億円をかけておよそ15キロの送水管を整備し、2028年度から供給を開始する計画です。