福岡城跡の潮見櫓(しおみやぐら)の復元工事で上棟式 木造2階建てで来年春に完成へ
福岡城跡の潮見櫓(しおみやぐら)の上棟式
福岡市中央区の舞鶴公園にある福岡城跡で、やぐらの一つ、潮見櫓(しおみやぐら)の復元工事が進んでいます。16日、建物の骨組み部分の完成を祝い、今後の工事の安全を祈願する上棟式が行われました。
舞鶴公園にある福岡城跡で行われた上棟式には、施工関係者などおよそ40人が参加しました。
潮見櫓は去年2月から復元工事が始まりました。福岡城の北西の端にあった、高さおよそ10メートルの木造2階建ての建造物で、海を監視できる場所にあったことから、その名前がついたとされています。
■福岡市 史跡整備活用課・長家伸 課長
「江戸時代から残されてきた貴重な古材を使い、足りない部分は新しい物も補填しながら使っています。昔からの財産を、これから未来へと引き継いでいけたらと考えております。」
福岡城跡の潮見櫓は、来年春に完成する予定です。