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【ストップ!詐欺被害】バレーボールネーションズリーグでチケット詐欺「終わったな」一度は疑った男性 免許証の写真が送られてきて 福岡 

2024年6月15日 6:20
【ストップ!詐欺被害】バレーボールネーションズリーグでチケット詐欺「終わったな」一度は疑った男性 免許証の写真が送られてきて 福岡 
免許証の写真が送られてきたが

北九州市で開催中のバレーボールネーションズリーグ。会場には熱狂的なファンが詰めかけ、盛り上がりを見せています。その一方で、観戦チケットを求めるファンを狙った詐欺も起きていて、被害に遭った男性が憤りをあらわにしました。

■宮原真記者
「まもなく、この場所を選手が通るということで多くのファンが待ち構えています。」

選手の姿を一目見ようとファンが詰めかけました。バレーボールネーションズリーグの会場です。

■大阪から訪れた人
「(チケット獲得のため)死に物狂いで頑張りました。いいチケットを取るのは難しかったですが、なんとか確保できました。」

高ければ10万円以上というチケットを購入したファンが、試合を楽しむ一方で。

■チケット詐欺に遭った男性
「あのとき、もう少し慎重になれば。悔しいのと悲しいのが大きい。」

福岡県須恵町に住む30代の男性。8日に行われた男子バレー、日本対スロベニア戦の2人分のチケット代として、5万6000円をだまし取られる被害に遭いました。

きっかけは、SNSで見つけた投稿でした。

■SNSの投稿より
「ネーションズリーグのチケット譲ります。」

バレーボールが大好きだという男性は、すぐにダイレクトメッセージで投稿者に接触を試みました。チケットの受け渡しなどについてメッセージのやり取りを重ね、相手は支払い方法を指定してきました。

■被害に遭った男性
「ファミリーマートで支払いをしてほしいと。」

コンビニにある、ライブチケットなどの支払いができる端末を使ってほしいという指示でした。

■被害に遭った男性
「コンビニに行って、支払い番号みたいなのが先方から送られてきて。」

あとは入金だけと言う段階で、男性の胸に不安がよぎりました。

■被害に遭った男性
「2枚で5万6000円なので、大丈夫か、いったん立ち止まった瞬間はあって、何かしら本人確認やチケットの確認をさせていただけたりしますでしょうかと。」

メッセージだけのやり取りで不安を感じた男性は、電話で直接やりとりできるよう、自身の電話番号を相手に伝えました。すると。

■被害に遭った男性
「向こうから一度、不在着信があったんですね。」

さらに。

■被害に遭った男性
「身分証、名前や生年月日、住所も載っているものが送られてきて、これなら大丈夫なんじゃなかろうかというところで入金に至って。入金の証拠写真を送った後に、返信なく。」

「終わったな」と思いました

入金した直後から、相手のメッセージは途絶えました。男性は、不在着信で残っていた番号に連絡してみましたが。

■音声
「お客様のおかけになりました電話番号は、現在使われておりません。」

■被害に遭った男性
「この瞬間に、終わったなと思いました。」

一度は相手を疑い、確認したにもかかわらずチケット詐欺に遭ってしまった男性。

■被害に遭った男性
「自分は引っかからないだろうとめちゃくちゃ勝手に思っていて、行きたい気持ちがかなり強くて、その気持ちが、大丈夫だろう大丈夫だろうとプラスの方に信じてしまった。」

男性は警察に被害届を出し、警察が捜査を進めています。

※FBS福岡放送めんたいワイド2024年6月13日午後5時すぎ放送