七隈線に16両を投入で混雑緩和62億円　子育て支援も拡充　過去最大の新年度当初予算案を提出　福岡市議会

福岡市の2月議会で26日、地下鉄七隈線の混雑緩和に向けて車両を増やすための費用などを盛り込んだ新年度の当初予算案が提出されました。

福岡市議会に26日、提出された新年度の当初予算案は一般会計で1兆825億円です。今年度より327億円増え、過去最大となりました。

保護者が働いている、働いていないにかかわらず保育所などに預けることができる「だれでも通園制度」に新たに4億8000万円を計上するなど、子育て支援策を拡充しました。

このうち、福岡市地下鉄七隈線の混雑緩和には62億7400万円が計上されています。4編成16両を2026年度から2027年度に新たに投入し、1時間あたりの運行本数を現在の17本から21本に増やす計画です。

新年度予算案などを話し合う福岡市の議会は、3月28日までの予定です。