「そんなに美しい方とは言わない」麻生副総裁が上川陽子外相の容姿に言及　外交の姿勢は評価

自民党の麻生副総裁が28日、福岡県内で講演し、上川陽子外相の容姿について「そんなに美しい方とは言わない」と発言しました。その一方で、「堂々と英語で話をして、自分で会うべき人の予約を取る」と外交手腕を評価しています。

自民党の麻生副総裁は28日、福岡県芦屋町で講演し、上川陽子外相について“麻生節”で外交手腕を評価しました。

■麻生副総裁
「このおばさん、やるねえと思いながら、この間、ニューヨークで会ったけど、少なくともそんなに美しい方とは言わんけれども、間違いなく堂々と話をして、英語ももちろんきちんと話をし、自分で予約から何から外交官の手を借りず、私がやるからいいと、自分でどんどん会うべき人たちの予約を取っちゃう。」

上川外相を評価したものの「おばさん」と発言し「そんなに美しい方とは言わない」と容姿についても言及しました。

■麻生副総裁
「いまの外務大臣はカミムラ陽子。」
「女性が日本の外相になった例は過去にないと思う。」

上川外相をカミムラと間違えた上、女性では田中真紀子氏などが外相に就任しているにもかかわらず、誤った認識を示しました。

ただ、上川外相が就任直後の国連総会で多くの個別会談をこなした点を取り上げ、期待を示しました。

■麻生副総裁
「あんなことができた外務大臣は今までいません。そういった意味で、新しいスターがそこそこ育ちつつあるんだと思います。ぜひ女性・若い人を我々は育てなければならない。」