【速報】「思うところはいろいろあります」福岡9区への“くら替え”を断念 大家参院議員は衆院選に出馬せず 自民党の公認を得られず
27日投開票の衆院選に向け、福岡9区への“くら替え”を目指していた大家敏志参議院議員が、出馬を断念することを明らかにしました。
大家参議院議員は自民党本部から公認を得られなかったことを受け、11日に選対会議を開いて対応を協議し、判断したものです。
午後3時半すぎから、報道陣を入れて大家氏が説明に立ち、「公認を得られないということになりました。くやしいという言葉が出ましたが、それは党本部に対して、結論に対してではなく、もっと努力できたのではないか、もっとやり方があったかもしれないという、自分自身に対するくやしさがありました」と涙ぐみながら語りました。
その上で「私は出馬を断念いたします。思うところはいろいろあります。しかし9区の悲願の議席を奪還するには、まだまだ力不足であったのだろうと、そういう判断が下ったのだろうと認識している」と述べました。
所属する派閥のトップ麻生太郎最高顧問が“くら替え”に当初から難色を示す一方、党の公認をめぐって争った党員投票では大家氏が大差で勝利し、大家氏は1年以上にわたり活動を続けてきました。
福岡9区には、無所属前職の緒方林太郎氏、共産党新人の山田博敏氏、参政党新人の山本直緒美氏、無所属新人の三原朝利氏が立候補を予定しています。