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【送検】室住団地の一室で寝ていた父親の首を絞め殺害した疑い 親子は生活に困窮か 福岡  

2024年11月27日 17:23
【送検】室住団地の一室で寝ていた父親の首を絞め殺害した疑い 親子は生活に困窮か 福岡  

11日、福岡市早良区の団地の一室で、首を絞めて父親を殺害したとして26日に逮捕された47歳の長男が27日、送検されました。同居していた2人は金銭面で困窮していたとみられ、警察が事件の背景を調べています。

■奥村誠悟記者
「武石容疑者の身柄が検察庁に送られます。フードをかぶっていて、表情をうかがうことはできません。」

殺人の疑いで27日、送検されたのは、福岡市早良区室住団地に住む無職、武石伸介容疑者(47)です。

武石容疑者は11日夜、自宅で同居していた父親の武石昭一さん(76)の首を何らかの方法で圧迫し、殺害した疑いです。容疑を認めています。

現場の状況などから、武石容疑者は居間で寝ていた昭一さんを殺害し、遺体に布団をかけて家を出たと警察はみています。

捜査関係者によりますと、武石容疑者は持病がある昭一さんとの2人暮らしで、定期的に通院に付き添っていました。職に就いておらず、警察は生活の困窮が事件につながった可能性もあるとみて調べています。

最終更新日:2024年11月27日 17:23