【飲酒運転撲滅】「見逃さないという社会の空気が大事」大学生の娘を奪われた父が訴え 福岡
福岡市の警察署で20日、飲酒運転撲滅に向けた講演会が開かれました。
福岡市の城南警察署で開かれた講演会では、25年前に飲酒運転の車によって当時、大学生だった娘の命を奪われた糸島市の大庭茂彌さんが登壇しました。
大庭さんは「飲酒運転を見逃さないという社会の空気が大事だ」と訴えました。
福岡県内では飲酒運転による事故が、7月末までに56件と、前の年の同じ時期より7件増えています。
福岡県と県警は、18年前に幼い子ども3人が飲酒運転の車に命を奪われた「海の中道大橋」の事故が起きた8月25日から1週間を「飲酒運転撲滅週間」としていて、啓発や取り締まりを集中的に行うことにしています。