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エンジン止まったヴィーナス2は自力航行で壱岐に到着 出航前の点検で問題なし 

2023年12月12日 11:47
エンジン止まったヴィーナス2は自力航行で壱岐に到着 出航前の点検で問題なし 

12日午前、長崎県壱岐市の沖合で、旅客船から「エンジンがかからなくなった、流されている」と通報がありました。エンジンはその後、復旧し、乗客にケガはありませんでした。

午前8時15分すぎ、長崎県壱岐市芦辺町からおよそ1.3キロの沖合で、対馬市から博多港に向かっていた旅客船ヴィーナス2の乗組員から「エンジンがかからなくなった。南に流されている」と海上保安部に通報がありました。

巡視船や特殊救難隊などが現場に向かいましたが、およそ2時間後にエンジンが復旧し、船は午前10時20分すぎ、壱岐市の港に入りました。

幼児1人を含む乗客47人と乗員5人にケガはありませんでした。

九州郵船によりますと、12日朝の出航前の点検で問題は見つからなかったということで、エンジンが故障した原因を調べています。