×

【何が】「いきなり切られた」博多駅近くのコンビニに逃げ込んだ男性 15歳のリュックサックから包丁 福岡

2024年8月7日 17:54
【何が】「いきなり切られた」博多駅近くのコンビニに逃げ込んだ男性 15歳のリュックサックから包丁 福岡
事件直後の様子

6日夜、福岡市のJR博多駅近くで男性が刃物のようなもので切りつけられる事件がありました。警察は、現場近くの路上で包丁を持っていた15歳の少年を銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕し、事件との関連を調べています。

事件が起きたのは、6日午後9時すぎのJR博多駅近くでした。

■通報内容より
「男性がいきなり切られたと言っている。」

警察によりますと、千葉県船橋市の50歳の男性が、何者かに刃物のようなもので顔と腕を切りつけられたということです。

■竹原侑記者
「切りつけられた男性はすぐ近くのコンビニエンスストアに逃げ込みました。店舗の前には血痕が残っています。」

事件直後、近くにいた人がコンビ二エンスストアで撮影した写真では、店内の白い床には血痕らしきものが見えます。その奥には男性が座り込んでいました。

■直後の様子を目撃した人
「最初、もめているような感じだったのですが、血だらけの人がうずくまっていた。」

男性は病院に搬送され、命に別条はないということです。切りつけた男は徒歩で逃走しました。

■竹原記者
「警察は事件の後、現場近くの路上で、逃げた犯人とよく似た格好の男が歩いているのを発見し、声をかけました。」

通報からおよそ35分後、警察が発見したのは少年でした。その場所は、男性が逃げ込んだコンビニエンスストアからわずか150メートルほどしか離れていませんでした。

警察が少年の所持品を調べたところ、リュックサックの中から刃渡り16センチの包丁が見つかったことから、銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕しました。

逮捕されたのは、大分県日田市に住む自称・高校生の15歳の少年です。

少年は「包丁を所持していたのは間違いありません」と銃刀法違反の容疑については認めていて、切りつけ事件への関与もほのめかしているということです。

警察は、切りつけられた男性との面識やトラブルの有無も含め、事件との関連を慎重に調べています。