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食欲の秋! 大丸福岡天神店に宮崎グルメ集結 名物・チキン南蛮“発祥”の店も

2023年10月4日 18:02
食欲の秋! 大丸福岡天神店に宮崎グルメ集結 名物・チキン南蛮“発祥”の店も
大丸福岡天神店に宮崎グルメ集結

食欲の秋となりました。“食”に関するイベントが福岡で開かれています。円安が続くなか、『九州の食』を世界に発信しようという動きも広がっています。

宮崎県都城市のお肉を使ったアツアツできたてのメンチカツに、日南市で水揚げされた伊勢エビを大胆に使った味噌汁も堪能できます。

10月4日から、福岡市の大丸福岡天神店で始まったのは『熱いぜ!宮崎展』です。3回目を迎えた今回は、初出店17店舗を含む46店舗が集結しました。

■元木寛人キャスター
「日本一という文字もありますね。こちらには、宮崎餃子5店がずらりと並び、各お店こだわりの味を楽しむことができます。」

宮崎市は、1世帯あたりのギョーザの購入頻度と支出金額で、2年連続日本一に輝いています。そんな宮崎餃子のルーツとも言われる高鍋町から、5店舗が出店しています。地元で愛されるギョーザを食べ比べるのも良さそうです。

椎葉村で養殖されたチョウザメからとれたキャビアも並びます。村を流れる清流で育てているため、臭みがなくクリーミーな味わいです。このキャビアの粉末を練り込んだキャビアフィナンシェも4日から販売しています。

■元木キャスター
「宮崎と言えばチキン南蛮。その“発祥”のお店『おぐら』の味を、こちらのイートインではできたての状態で食べることが出来ます。」

去年は1日100食限定の販売でしたが、昼前に完売することも多かったということで、今回は前回の3倍、1日300食を準備しています。

■元木キャスター
「むね肉がジューシー、そして特製の甘酢とまろやかなタルタルソースがよく絡まって、口の中が幸せです。」

■ギョーザを求めて来店(70代)
「この前、宮崎のギョーザを買ったことがあって、すごくおいしかったから、やっぱり違うかなあと思って。すごいですね、宮崎。何でもおいしそうな感じ。」

■地元は宮崎・都城市(40代)
「ここ最近、ギョーザとかメンチカツが有名になってきたので、ふるさと納税とかで『都城』が有名になってきたので、うれしいですね。」

■チキン南蛮が好き(40代)
「(宮崎に)行ったような気分になれるのはすごくうれしいし、来て良かったなと思っています。」

『熱いぜ!宮崎展』は10月9日(月)まで開かれています。

■中村安里キャスター
「福岡の八女茶に熊本のあか牛のハンバーグなど、会場には九州が誇る自慢の食がずらりと並んでいます。」

一方、ことしで10回目となるのは『フードエキスポ九州』です。会場の福岡国際センターには、九州・沖縄の食品メーカーなど過去最多の276社が出展し、それぞれの担当者は早速、訪れたバイヤーに商品を売り込んでいました。

■フランス・パリから来日
「どんな時にこれを使って食べる?」
■販売スタッフ
「一番のおすすめが、お肉に塗って食べる。」

会場には、フランス・パリで日本の食材を販売する会社の社長とシェフも訪れていました。

■フランス・パリから来日
「日本で作られた素晴らしい食品を探しにやってきました。伝統的な日本の食べ物とか種類もたくさんあってとても良い。」

鹿児島県の種子島から出展したジェラート店が売り込むのは、地元の特産品・安納芋を使った商品です。

■中村キャスター
「甘い。濃厚な安納芋の甘さが広がります。舌触りがなめらかで、すごくおいしいです。」

約1年ぶりに一時1ドル150円まで円安が進む中、イベントの担当者は輸出の機会を増やすチャンスとみています。

■福岡商工会議所 産業振興部・楢山芳紀 部長
「輸出するということについては、追い風が吹いている。新しい商品を発掘していただいて、海外にも出していただくチャンスが広がるんじゃないかなと思います。」

『フードエキスポ九州』は10月5日まで開かれ、小売業者や飲食業者など、2日間で4000人が来場する見込みです。