鳥栖市の未解決殺人事件から20年 刑事部長ら現場に花を手向け「必ず検挙する」 佐賀県警
佐賀県鳥栖市で当時24歳の男性が殺害された事件は、未解決のまま9日で20年を迎えました。佐賀県警は現場を訪れ、改めて情報提供を呼びかけました。
■占部晃太朗 記者
「20年前のきょう、この場所に止まっていた車の中で、1人の男性が殺害されているのが見つかりました。」
この事件は、2004年2月、福岡県大刀洗町の会社員、入口和俊さん(当時24)が、鳥栖市飯田町の路上に止められた車の中で頭などを殴られて殺害されているのが見つかったものです。
事件からは20年がたった9日、佐賀県警の刑事部長らが現場に花を手向け、黙とうを捧げました。
■佐賀県警・原田崇 刑事部長
「必ず検挙するという決意を新たにした。引き続き捜査を継続していきたいと思う。」
これまでおよそ200件の情報提供が寄せられていますが、その数は減少傾向で、警察は「どんなささいなことでもいいので情報を提供してほしい」と呼びかけています。