ステンレス製の公園の日よけ落下で中学生4人が重軽傷 緊急点検でほかの公園で腐食が見つかる 福岡
福岡市南区の公園で日よけが落下し中学生4人が重軽傷を負った事故を受け、市は公園の日よけの緊急点検を行いました。その結果、東区の公園で日よけに腐食が見つかりました。
異常が見つかったのは、福岡市東区青葉の三留池(みとめいけ)公園です。金属製の日よけの一部に腐食が確認され、福岡市は周辺への立ち入りを禁止しました。
また、先に行っていた定期点検で、城南区の公園で同じような腐食が発見され、すでに使用禁止にしていたと明らかにしました。
福岡市は再発防止のため、点検を行った市内の公園に8日から「ぶらさがらないで」などと書かれた注意書きを設置しました。
福岡市南区の公園では5日、ステンレス製の日よけに中学生がぶらさがったところ落下し、下のベンチに座っていた3人を含む中学生4人が重軽傷を負いました。市は市内の公園にある316の日よけの緊急点検を行っていました。
※福岡市は当初、三留池公園の日よけを「木製」と発表していましたが、その後、「金属製」だったと訂正しました。
最終更新日:2024年11月8日 19:00