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【控訴審】1審で無期懲役の工藤会 元ナンバー3 無罪主張から一転 一部の関与を認めるも殺意を否定 検察「虚偽供述をする強い動機」判決は2025年1月 福岡高裁

2024年9月19日 19:08
【控訴審】1審で無期懲役の工藤会 元ナンバー3 無罪主張から一転 一部の関与を認めるも殺意を否定 検察「虚偽供述をする強い動機」判決は2025年1月 福岡高裁
工藤会 元ナンバー3の控訴審が結審

市民の襲撃など6つの事件に関与したとされる工藤会の元ナンバー3の男の控訴審が19日、結審しました。判決は、2025年1月23日に言い渡されます。

特定危険指定暴力団、工藤会の元ナンバー3、菊地敬吾被告(52)は、北九州市で福岡県警の元警部が銃撃された事件など6つの事件に関与したとして、1審で無期懲役の判決を言い渡されました。

これまでの控訴審で菊地被告は無罪主張から一転して、一部の関与を認めてきました。

19日に福岡高等裁判所で開かれた裁判で、菊地被告側は改めて、元警部の銃撃事件など3つの事件について関与は認めたものの、殺意はなく傷害にとどまると主張しました。

一方、検察側は「工藤会トップの総裁の関与を否定するという意味で、虚偽供述をする強い動機が存在する。被告人の供述は信用できない」などとして控訴棄却を求め、裁判は結審しました。

菊地被告の判決は、2025年1月23日に言い渡されます。