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麻薬成分を含むキノコも摘発 入国者が増え薬物など密輸が急増 金の密輸は去年は25件 門司税関

2024年2月14日 19:25
麻薬成分を含むキノコも摘発 入国者が増え薬物など密輸が急増 金の密輸は去年は25件 門司税関
薬物や金の密輸が急増

外国との往来が活発になったことに伴い、薬物や金の密輸が急増している実態が明らかになりました。

門司税関によりますと去年、管内の空港や港での大麻や覚せい剤など不正薬物の摘発は24件で、前の年より11件増えました。押収量も前年の6倍以上のおよそ8.8キロで4年ぶりに8キロを超えました。

また、おととしはゼロだった金の密輸の摘発は、福岡空港で体に巻きつけていた金塊を持ち込もうとした韓国人が摘発されるなど、25件、押収量は56キロに上りました。

入国制限が緩和され海外からの入国者が増えたことが、不正薬物・金の密輸増加の要因の1つとみられています。フィリピンからの貨物に隠されていた麻薬成分を含むキノコも摘発されました。

■門司税関の会見
「SNSを利用して密輸したり売りさばいたりということが捜査の結果、見えてきています。」

門司税関は往来の増加で今後も密輸が増えるおそれがあるとして、警戒を強めています。