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セブ機 また福岡空港に着陸できず 北九州空港→関西国際空港へ 乗客は機内に8時間以上

2024年5月21日 19:16
セブ機 また福岡空港に着陸できず 北九州空港→関西国際空港へ 乗客は機内に8時間以上
福岡空港に着陸できず

セブ パシフィック航空の航空機が19日、福岡空港に着陸できず行き先を関西国際空港に変更していたことがわかりました。

国土交通省福岡空港事務所によりますと、乗客186人を乗せたフィリピンの格安航空会社、セブ パシフィック航空の航空機は、19日午後7時に福岡空港に着陸する予定でした。

しかし、福岡空港の滑走路が別の航空機のトラブルで午後6時40分ごろから一時閉鎖されたため、午後7時18分ごろ、北九州空港に代替着陸しました。

セブ機は北九州空港で給油などを行いましたが、福岡空港の門限である午後10時に間に合わないと判断し、行き先を変更して午後11時すぎ、関西国際空港に向け出発しました。

午後11時40分過ぎに関西国際空港に到着するまで、乗客はおよそ8時間以上、機内に缶詰状態になっていました。

セブ パシフィック航空をめぐっては、去年9月にも福岡空港の門限に間に合わずマニラにUターンしていました。

セブ航空は今回の対応について「安全を第一に考えた」などとコメントしています。