【ストップ!詐欺被害】SNSで「投資の話題を共有できる」やり取りが途切れることを恐れ ロマンス詐欺で1000万円の被害 福岡
SNSで知り合った女性名義のアカウントにウソの暗号資産の投資話を持ちかけられ、福岡市の会社員の男性がおよそ1000万円をだまし取られました。
警察によりますと、福岡市中央区の60代の会社員の男性はことし7月、SNSで女性名義のアカウントからメッセージを受け取り、連絡を取り合うようになりました。
1か月ほどたって「私は投資で稼いでいる」「投資の話題を共有できるから、一緒にしませんか」などと暗号資産による投資話を持ちかけられました。
男性は乗り気ではありませんでしたが、やり取りが途切れてしまうことを恐れ、およそ10万円分の暗号資産を指定された投資サイトに送金しました。サイト上ではおよそ1万円の利益が出ているように見えたため、その後、4回にわたり、あわせておよそ1000万円分を送金しだまし取られました。
利益を引きだそうとサイトに問い合わせたところ「保証金が必要」と伝えられ、14日に警察に相談しました。
警察は「絶対にもうかる」や「あなただけ」という話は詐欺だとして、お金を振り込まないよう強く呼びかけています。