×

【旦過市場火災】飲食店経営の女性の初公判「深く反省しています」油と処理剤を入れたフライパンを火にかけ放置 検察は禁錮2年を求刑 福岡地裁小倉支部

2024年6月6日 16:11
【旦過市場火災】飲食店経営の女性の初公判「深く反省しています」油と処理剤を入れたフライパンを火にかけ放置 検察は禁錮2年を求刑 福岡地裁小倉支部
2度目の旦過火災で初公判

2022年8月、注意義務を怠り、北九州市の旦過市場一帯を焼損させた罪に問われている元 飲食店経営の女性の初公判が6日に開かれ、女性は起訴内容を認めました。検察は禁錮2年を求刑しました。

業務上失火の罪に問われているのは、旦過市場のすぐそばで飲食店を経営していた63歳の女性です。

起訴状によりますと、女性は2022年8月、経営していた店で、調理に使った食用油と処理剤を入れたフライパンをガスコンロの火にかけた状態でその場を離れ、注意義務を怠り放置した結果、食用油を発火させて燃え上がらせ、旦過市場一帯の合わせて29棟を焼損させた罪に問われています。

6日、福岡地裁小倉支部で開かれた初公判で女性は起訴内容を認めた上で「深く反省しています。被害に遭われた方におわびを申し上げたい」と話しました。

検察は「過失の程度が大きく、被害額は6億円に上り、結果は甚大」と指摘し、禁錮2年を求刑しました。

一方、弁護側は、執行猶予付きの判決を求めました。

判決は7月11日に言い渡されます。

  • FBS NEWS NNN
  • 【旦過市場火災】飲食店経営の女性の初公判「深く反省しています」油と処理剤を入れたフライパンを火にかけ放置 検察は禁錮2年を求刑 福岡地裁小倉支部