警察に補導された少年たち 壁の落書きを消すボランティアに参加「非行はいろいろな人に迷惑がかかると気づいた」 福岡
警察に補導された経験がある少年たちが、壁の落書きを消すボランティアに参加しました。
23日午前、福岡市西区で壁の落書きを消すボランティアに参加したのは、万引きの疑いなどで検挙されたり補導されたりした16歳までの少年4人です。
この取り組みは、少年たちに達成感や社会とのつながりを感じてもらおうと、西警察署が企画しました。
去年、福岡県内で検挙されたり補導されたりした少年は1453人で、このうち福岡市西区は90人と、市内では最も多かったということです。
落書き消しに参加した15歳の少年は「非行はいろいろな人に迷惑がかかると気づいた。これから仕事をする時に、きょうの経験を生かしたい」と話していました。