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【ゾウ1頭が死ぬ】園長が会見「原因については現段階で特定できず」ゾウヘルペスウイルスは陽性 福岡市動物園 

2024年9月10日 19:24
【ゾウ1頭が死ぬ】園長が会見「原因については現段階で特定できず」ゾウヘルペスウイルスは陽性 福岡市動物園 
ゾウヘルペスの陽性だった

ことし7月、ミャンマーから福岡市動物園に受け入れた、アジアゾウ4頭のうちの1頭で12歳のメスのゾウが10日、死にました。

■福岡市動物園・川越浩平園長
「ミャンマーの獣医師によりますと、ゾウヘルペスウイルスと思われる症状がみられた。原因については現段階では特定できないと聞いています。」

福岡市動物園によりますと、12歳のメスのゾウは9月5日に足を引きずるような様子が見られたため、鎮痛剤を投与するなどし経過を観察していました。

9日になって食欲が落ちるとともに、ゾウヘルペスウイルスの陽性と判明し、抗ウイルス剤が投与されましたが、10日午前11時ごろ、突然意識を失って倒れ、まもなく死んだことが確認されました。

一緒にミャンマーからやってきた、3頭のゾウの健康状態に問題はないということです。

福岡市の高島市長は「突然の訃報に接し驚き、とても心を痛めています」とのコメントを出しています。