福岡市中心部の舞鶴公園に『エントランスエリア』完成 災害避難場所になる大型駐車場も
福岡市中央区の舞鶴公園に、新たなエリアが完成しました。福岡市中心部の公園として、今後どのような役割が期待されているのでしょうか。
■福岡市・高島市長
「このエリアがますます愛され、先人に思いをはせることのできる素敵な場所になってくれることを記念して。」
福岡市中央区の舞鶴公園に新たな玄関口として再整備されたのは、その名も『エントランスエリア』です。
福岡県と福岡市が大濠公園と舞鶴公園で進める『セントラルパーク構想』の一環で、舞鶴公園の東側に位置します。
■永石莉里子 記者
「石垣に囲まれたこちらの道、入り口として新しく整備されました。」
江戸時代に「上之橋御門」と呼ばれ、福岡城へとつづく玄関口だった道は、今回の再整備で当時の石垣や経路を再現していて、歴史と風情が感じられる場所に生まれ変わりました。
さらに、入り口から登った先には、駐車場も完成しました。
■永石記者
「以前、裁判所があったこちらには、大きな駐車場が整備されました。」
観光バスを含めて約300台が止められる大型の駐車場ができたのは、2018年に移転した裁判所の跡地です。国の内外から、多くの観光客を受け入れることが可能になりました。
■福岡市早良区から(66)
「インバウンドの人たちが、天神とかいろんなところの街中に止める人たちの渋滞解消には良いと思います。」
駐車場は、災害時の避難場所としても活用される予定です。
観光と防災両方の役割をあわせもつ、都市部ならではの新たな公園が誕生しました。