「次の時代の子どもたちのために」福岡県議・蔵内氏 "ワンヘルス"をテーマにタイで講演
アジア獣医師会連合の会長を務める福岡県議会議員の蔵内勇夫氏が12日、タイの首都バンコクで、人と動物に共通する健康をテーマに講演しました。
蔵内氏はアジア獣医師会連合の会長としてバンコクで開かれた畜産関係のイベントに出席し、福岡県の「ワンヘルス」の取り組みを紹介しました。
「ワンヘルス」とは、人や動物、生態系の健康を一つとみなし、感染症対策や環境保全などに、分野を超えて取り組む考え方です。
新型コロナの感染拡大もあって、人と動物に共通する感染症対策は世界的に重要視されています。
■蔵内氏
「ワンヘルスというのは我々の代のことではなく、次の時代の子どもたちのために、このかけがえのない地球をしっかりとした形で残す」
蔵内氏は、世界獣医師会の会長選挙に立候補しています。
近く結果が公表される見通しで、選出されれば日本人としては初めてとなります。