ミャンマーからのゾウの受け入れに有志が意見書 軍の宣伝に利用されないか懸念を訴える 福岡市動物園
福岡市動物園がミャンマーからアジアゾウを譲り受けることについて、在日ミャンマー人の有志が25日、福岡市に意見書を提出しました。
福岡市動物園を訪れ意見書を提出したのは、在日ミャンマー人のミンスイさんなど3人です。ミャンマーでは3年前のクーデター以降、軍事政権が市民を弾圧しています。
意見書では、福岡市とミャンマーのゾウを介した関係がミャンマー軍の宣伝などに政治利用されるのではないかなどの懸念を訴えています。
また「ミャンマーで民主政権が樹立するまでゾウの受け入れを延期する考えはあるか」などの質問も添えられていました。
福岡市の担当者はゾウの受け入れについて「文化交流の一環」としています。