初代「門司駅」遺構めぐり52年ぶりの修正動議 補正予算案から移築保存費用の削除求める 北九州市議会
北九州市で出土した初代「門司駅」の遺構について、市の補正予算案から移築保存費を削除する修正動議が6日、市議会に提出されました。
■ハートフル北九州・森 結実子 市議
「1月25日の記者会見で知ったんですね、移築の話を。あまりに議会への説明も少ない。」
門司区の複合公共施設の建設予定地で発掘された初代「門司駅」の遺構について、北九州市の武内市長は一部を移築保存するとして、2000万円の補正予算案を計上していました。
これに対し、市議会の旧民主党系会派「ハートフル北九州」の11人が、移築保存の方針を決めるプロセスで議会への説明が不十分などとして、補正予算案から削除する修正動議を6日、市議会事務局に提出しました。
北九州市の一般会計予算案で修正動議が本会議に出されたのは52年ぶりで、8日に採決される予定です。