難聴の選手がプレー「東京デフリンピック」を盛り上げたい 2025年に日本で初開催 福岡ゆかりのアスリートが天神でイベント
パラリンピックが閉幕しますが、こちらも注目です。難聴の選手たちがプレーするデフリンピックが来年、日本では初めて行われます。「東京デフリンピック」を知ってもらおうと、福岡市内でイベントが開かれました。
■デフサッカー日本代表・松元卓巳主将
「手の平を合わせて繰り返す。デフリンピック。」
ステージで手話教室を行うのは、聴覚に障害のある「デフサッカー」「デフ陸上」「デフバドミントン」のアスリート4人です。来年、日本で初めて行われるデフリンピックを知ってもらおうと、福岡ゆかりの「デフアスリート」たちがイベントに参加しました。
デフリンピックは4年に1度の世界大会で、その歴史はパラリンピックよりも古く、来年100周年を迎えます。その記念大会が初めて東京で行われますが、認知度は16.3%と、パラリンピックと比べて非常に低い数字です。
■松元主将
「同じスポーツというくくりなのですが、違いが大きい。今後もっと認知度を上げられるように頑張りたいと思っています。」
会場では難聴をVRで体験できるソフトや、デフアスリートとの交流もあり、盛り上がりを見せていました。
■手話教室を体験した子ども
「楽しかった。(何を覚えた?)デフリンピック。」
デフリンピックは2025年11月に東京で開幕します。