バレーボールの国際大会が6月に北九州市で 会場は小倉駅から徒歩5分 大規模火災に襲われた街に活気を
バレーボールの国際大会が6月に北九州市で開催されることが発表されました。女子日本代表にとっては、パリオリンピック出場がかかる大一番で、盛り上がりへの期待が高まっています。
1月31日午前11時、福岡県庁で国際バレーボール連盟が会見を開き、九州で初めてとなるネーションズリーグの北九州市での開催を発表しました。
パリオリンピック出場を決めている男子日本代表にとっては、オリンピック前最後の国際試合となる一方、女子日本代表にとっては、オリンピックへの切符をかけた大一番となります。
日本バレーボール協会の川合俊一会長は、ビデオメッセージでコメントを寄せました。
■日本バレーボール協会・川合俊一会長
「ネーションズリーグ、北九州の大会、力一杯皆さん、応援してください。最高の瞬間を皆さんで体感しましょう。」
■元木寛人フィールドキャスター
「今回、国際大会の場所に決まったのは、こちら西日本総合展示場・新館です。」
国際バレーボール連盟によりますと、西日本総合展示場・新館は、設営面のほか、JR小倉駅から徒歩5分ほどの場所にあり、アクセスの良さが評価されました。
■市民
「北九州が盛り上がるようなイベ ントをやってくれるということであれば、地域も活性化するので、すごくいいことだなと思います。」
「ことしに入って不幸なニュースが増えているので、これを機にどんどん盛り上がってくれれば。」
1月3日に起きた大規模火災で一部店舗やアーケードが焼けるなどの被害が出た、魚町銀天街の関係者も期待を寄せています。
■魚町一丁目商店街振興組合・小林康弘理事長
「気落ちしているばかりではなく、お迎えするためにはもうひと頑張りしようと。また前向きに我々が動いていくためにも、非常に大きなニュースになるのかなと思います。」
地元にも活気を呼び込むと期待が寄せられるネーションズリーグは、男子が6月4日、女子が6月11日に開幕します。