【パリ・パラリンピック】道下美里選手 3大会連続のメダルへ決意「本物であるところを見せたい」出場権獲得へ4月に国際大会 福岡
パリ・パラリンピックへの出場を目指す、視覚障害があるマラソンランナー道下美里選手を応援するイベントが開かれました。47歳の道下選手は、リオ・東京に続く3大会連続のメダル獲得への決意を語りました。
道下選手を応援するイベントは、11日午後、福岡県久留米市で開かれました。
■道下美里選手(47)
「きょう30キロ朝から走って、きのうも40キロ走っております。」
道下選手は、福岡県内を拠点にトレーニングを重ねています。これまでパラリンピックに2大会連続で出場し、リオデジャネイロ大会で銀、東京大会では金メダルを獲得しました。
ことし1月に47歳になった道下選手は「2度にわたる足の故障を経験し、思うような結果が残せていない」と話しながらも、3大会連続のメダルに向け、決意を口にしました。
■道下選手
「年齢的に難しいなんて言われるかもしれませんが、決して簡単ではないからこそ、やりがいがあると私は思います。」
イベントでは参加者から「パリでの世界記録を期待している」との応援の声も寄せられ、道下選手は笑顔で応じていました。
■道下選手
「今回は連覇したいという思い。アスリートとしてしっかり本物であるところを見せたい。」
パリ・パラリンピックの代表は今後決定され、道下選手は出場権獲得へ向け、4月に茨城県で開催される国際大会へ出場する予定だということです。